弊社は、英ケンブリッジ大学・世界銀行・世界経済フォーラムが取り組む、新型コロナウイルス流行のフィンテック業界への影響に関する調査プロジェクト「The Global Covid-19 Fintech Market Market Impact and Industry Resilience Survey」について、日本における調査パートナーとして参画します。

本調査プロジェクトは、英ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センター(Cambridge Centre of Alternative Finance、以下「CCAF」)が世界銀行・世界経済フォーラムとともに2020年に実施した「The Global Covid-19 Fintech Market Rapid Assessment Survey」の後続プロジェクトとなります。新型コロナ(Covid-19)感染拡大によるフィンテックマーケットへの影響を引き続き調査するとともに、そこからの復活の兆しについて、以下の4つのテーマから調査するものです。

  • 2019-2020年の取引量やその他の業界パフォーマンス指標を含む主要な市場データ
  • FinTech企業が提供する顧客向けの商品やサービスの戦略的な変化
  • フィンテックが受けている、また必要としている政策・規制上の支援
  • 新型コロナ流行下、フィンテックは主要な人口層(女性、中小零細企業、従来金融サービスにアクセスできなかった人々など)にどの程度サービスを提供できたか

弊社はこれまで、CCAFが主催した調査プロジェクト「3rd Global Cryptoasset Benchmarking Study」(2020年)「The Global Covid-19 Fintech Market Rapid Assessment Survey」(2020年)に調査パートナーとして協力し、またトークセッション「Global Trend of FinTech」(CCAF共同創設者Bryan Zhang氏が登壇)(2019年)に会場協賛するなど、CCAFと良好な関係を築いてきました。本調査プロジェクトにおいて弊社は、日本企業を対象とした調査実施を支援し、市場関係者・規制当局・政策決定者に有益な調査結果が得られるよう貢献します。

  • 調査回答ページ: https://jbs.eu.qualtrics.com/jfe/form/SV_bQxb4BbxAHN3y9U(調査回答ページは一部日本語翻訳されています)
  • 調査は2021年9月3日(金)(英国時間)まで行われ、2021年12月中に調査結果報告書を作成予定。
  • 調査対象となる業種は次の通り:Digital Lending, Digital Capital Raising, Digital Payments, Digital Banks and/or Savings, InsurTech, WealthTech, Digital Custody, RegTech and/or Suptech, Althernative Credit and/or Data Analytics, Exchange Services, Digital Identity, Enterprise Technology Provisioning

◆   英ケンブリッジ大学オルタナティブ金融センターについて
英ケンブリッジ大学のビジネススクールであるジャッジビジネススクールに所属し、ブロックチェーンや暗号資産を含むオルタナティブ(非従来型)金融に関する研究を行う機関。多数の産業/規制関連調査レポート発行や、185か国4500社のフィンテック関連企業に対する年次調査を行っている。
【代表者】共同創設者 Robert Wardrop・Bryan Zhang・Raghavendra Rau
【設立】2015年
【所在地】10 Trumpington Street, Cambridge, CB2 1QA, UK
【URL】https://www.jbs.cam.ac.uk/faculty-research/centres/alternative-finance/